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やり直し英文法No.22 助動詞(3)could 日本人のための無料英語講義・授業

こんにちは!

やり直し英文法No.22 助動詞(3)could、の講義を始めます。
さて、couldをきちんと教わったという人は
あまりいないのではないでしょうか。

というのも学校や塾では

couldはcanの過去形です。だから意味は「~できた」です。
簡単でしょ!


という感じでしょうか。
ところが、couldはなかなか難しいですよ

さて、前回に習ってロングマン現代英英辞典で用法を確認してみましょう。

1. past ability
used as the past tense of 'can' to say what someone was able to do or was allowed to do in the past
(canの過去形として使われ、過去に誰かができたことや許されていたことを表す)
e.g. (a) By the time she was eight, she could read Greek and Latin.(能力)
e.g. (b) In those days you could buy a box of cigars for a dollar.(許可)

2. possibility
a) used to say that something is possible or might happen
 (何かの可能性がある、あるいは起こるかもしれないということを言うために使われる)
e.g. It could be weeks before we get a reply.

b) used to say that something was a possibility in the past, but did not actually happen
 (過去において何かの可能性があったが、実際には起きなかったことを言うために使われる)
e.g. Somebody could have been killed.

3. emphasizing your feelings
spoken used to emphasize how happy, angry etc you are by saying how you want to express your feelings
 (口語 あなたがどれほど幸せか、怒っているかなどを、自分の感情の表し方によって強調するために使われる)
e.g. He irritates me so much I could scream.
e.g. I was relieved I could have kissed them all.

4. requesting
spoken used to make a polite request
(口語 丁寧は要求をするために使われる)
e.g. Could you help me with these boxes?

5. suggesting
used to suggest doing something
(何かをすることを提案するために使われる)
e.g. You could ask your doctor for a check-up.
(直訳:あなたは医者に健康診断をしてもらうことができます。
 → お医者さんに健康診断してもらったら?)

6. annoyance
spoken used to show that you are annoyed about someone's behavior
(口語 誰かの行動であなたがいらいらしていることを示すために使われる)
e.g. You could at least say that you're sorry.

ざっとこんな感じです。
さてcouldの意味で注意すべき点はなんでしょうか?
上の英英辞典の説明で気づいたことはありませんか?





そうです。
1.過去の能力、以外はcouldは過去の意味を持っていない!

という点が最大のポイントです。
確かにcouldはcanの過去形なのですが、
実際の使われる場面では、
(特に会話では)

couldは過去のことを表さない場合が多い

のです。
例えば・・・


It could be weeks before we get a reply.
(返事が来るのに、数週間かかるかもしれません。)

He irritates me so much I could scream.
(彼は私を(いつも)いらいらさせるので、叫びだしたいくらいだ。)

Could you help me with these boxes?
(この箱(を運ぶのを)手伝ってくれない?)

というように、いずれも現在のことを表しているのです。
わかりましたか?

さて次の点は少し理解しにくいので、
じっくりと考えてみて下さい。

先ず先ほどの辞書の定義をもう一度読んでみましょう。

used as the past tense of 'can' to say what someone was able to do or was allowed to do in the past
(canの過去形として使われ、過去に誰かができたことや許されていたことを表す)

ここではcould = was able to となっていますが、
実は・・・

couldとwas able toは常に言い換え可能といいう訳ではない

のです。

以下はEnglish Grammar in Useからの引用です。

"We use could for general ability. But if you want to say that somebody did something in a specific situation, use was/were able to or managed to do (not could)
(私たちはcouldを一般的な能力に対して用いる。しかし、もしあなたが誰かが何かを特定の状況下でしたということを言いたいときはwas/were able to あるいは managed to doを使いなさい。couldはいけません。)

The fire spread through the building very quickly, but fortunately everybody was able to escape. ( not could escape)"
(火は素早くビル内に広がったが、幸運なことに全員逃げることができた。)

つまり・・・

could:過去における主語の潜在的な能力を表す
was/were able to:特定の状況下で実行したことを表す


という違いがあるのです。

さて次の2つの文でcouldが使えないのはどちらでしょうか。
English Grammar in Useからの引用です)

1. My grandfather travelled a lot. He ( ) speak five languages.
(私の祖父は旅行が好きでした。彼は5ヶ国語話すことができました)

2. A :Did you finish your work this afternoon?
B : Yes, there was nobody to disturb me so I ( ) finish it.

(A:今日の午後に仕事は終わらせたの?
 B:うん。邪魔する人がいなかったので、終わらせることができたよ。)

さあ、いかがでしょうか?
正解は・・・









2です!
2の会話は、「邪魔が入らなかったから(たまたま)仕事がはかどった」
という特定の状況下で「できたこと」を述べているからです。

大丈夫ですか?

もっと練習したいという人は"English Grammar in Use"に
例文が豊富に掲載されていますから、
ぜひそちらを購入して下さい。

世界のベストセラーになるのもうなずける
とても良い文法書ですよ。

では今回はここまでにしましょう。










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プロフィール

ttkygo

Author:ttkygo
【2015年4月念願かなって自塾を南池袋(東京)に開校致します!がんばります!】
大学に入って以来家庭教師、塾講師、予備校講師などをしながら、かれこれ、20年以上子供たちに英語を教えています。
偏差値25~80以上まで、様々な子供を教えた
経験を活かしたコンテンツを掲載していきます。

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