FC2ブログ

やり直し英文法No.32 態(3) 日本人のための無料英語講義・授業

こんにちは!

やり直し英文法No.32 態(3)、の講義を始めます。
今回は受動態の発展編です。
普通の受動態とはちょっと形が違うものをまとめてみましょう。

1.群動詞の受動態
次の文の受動態を考えてみましょう。

A foreigner spoke to me yesterday.

speakは人を目的語にとることができませんから、
この英文には目的語がないことになります。

では受動態が作れないのかというと
そういう訳でもありません。

A foreigner spoke to me yesterday.

上のように 'spoke to' を一つの動詞とみなすと・・・
目的語 'me' が出現します。
あとはいつもの手順で受動態を作ることができます。


I was spoken to by a foreigner.

さて他の例を使ってもう少し練習してみましょう。

(1) The woman takes care of the cat.

(2) They look up to the English teacher.

(3) They looked forward to the New Year's Day.


解答
(1) The cat is taken care of by the woman.

(2) The English teacher is looked up to by them.

(3) The New Year's Day was looked up to by them.

大丈夫ですか?
では次に進みましょう。


2.byを伴わない受動態
受動態では能動態の文の主語は「by+目的格」によって表します。
例えば・・・

能動態:She broke the glass.

受動態:The glass was broken by her.

このbyは「行為者」を表しています。
よって・・・
「行為者」とは言いにくいものが主語の場合は、
前置詞がby以外に変わることがあります

では例を見てみましょう。

(1) The game excited the audience.
The audience was excited at the game.


excite(~を興奮させる)のように・・・

「感情」を表す動詞は基本的に他動詞で・・・

人が主語になる(=人が~する)という場合は「受動態」となります。

disappoint(~をがっかりさせる)
depress(~を落ち込ませる)
surprise(~を驚かせる)
excite(~を興奮させる)
shock(~にショックを与える)
upset(~をうろたえさせる)
astonish(~をびっくりさせる)
irritate(~をいらいらさせる)
please(~を喜ばせる)
delight(~を喜ばせる)
relieve(~を安心させる)


ざっとこのような動詞が「感情を表す動詞」に挙げられます。
このような動詞はだいたい以下のような形の受動態になります。

Somebody is Ved(=past participle) at [about, over, with] something.


(2) The snow covered the mountain top.
The mountain top was covered with the snow.


このような受動態は・・・

be coverd with~=~で覆われている

というように「熟語」として覚えてしまうべきものでしょう。
その他にも・・・

be absorbed in~=~に没頭する
be accustomed to~=~に慣れている
be ashamed of~=~を恥じている
be based on~=~に基づいている
be concerned with~=~に関心がある
be faced with~=~に直面している
be killed in~=~で死ぬ
be known to~=~に知られている
be satisfied with~=~に満足している
be made of~=~でできている(材質)
be made from~=~からできている(原料)
be made into~=~に加工する
be tired from~=~で疲れている
be tired of~=~に飽きる

などなど数えあがればきりがありません。
これらは熟語、つまり「カタマリ」として暗記してしまいましょう。


3.受動態を含む構文
最後に入試でよく問われる能動態から受動態への書き換えを紹介します。

まずはじめに次の文の受動態を考えてみましょう。

They say that the old woman is very rich.
(彼らはその老女はとても金持ちだと言っている。)

この文の目的語はthat節になります。
よってthat節を丸ごと文頭に持っていきたいところですが・・・

That the old woman is very rich is said by them.

これではあまりにも不恰好ということで普通は
itを「形式主語」として主語に立てるわけです。

It is said that the old woman is very rich (by them).

ここで「彼ら」(=they)が特定の「彼ら」ではなく、
「一般の人々」「町の人々」など・・・

不特定の人々を指す場合は'by them' を省略

します。

さて、少し練習してみましょう。
次の英文を2種類の受動態に書き換えて下さい。

They say that she is an able salessperson.
(彼女は有能な販売員だと言われています。)

① It...
② She...




① It is said that she is an able salessperson.
② She is said to be an able salesperson.


あってましたか?
ではもう少々難しい問題にチャレンジしてみましょう。
次の英文をやはり2種類の受動態にして下さい。

They say that she was an able salesperson.

さて先ほどの英文との違いに注目してみましょう。
そうです。that節内の動詞がis(現在形)からwas(過去形)に変わっています。
この点に注意して受動態に書き換えて下さい。





① It is said that she was an able salesperson
② She is said to have been an able salesperson.


そうなんです。
②のパターンでは不定詞で表される内容が「過去」であることを示すために・・・

完了不定詞を用いる

のがポイントです。
なおこのような受動態を作る動詞には以下のようなものがあります。
自分で受動態を作る練習をしてみましょう。

☆say, believe, expect, know, think, consider, understand

今回はここまでです。
では!
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ttkygo

Author:ttkygo
【2015年4月念願かなって自塾を南池袋(東京)に開校致します!がんばります!】
大学に入って以来家庭教師、塾講師、予備校講師などをしながら、かれこれ、20年以上子供たちに英語を教えています。
偏差値25~80以上まで、様々な子供を教えた
経験を活かしたコンテンツを掲載していきます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学校・教育
3684位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
語学・英会話
667位
アクセスランキングを見る>>
現在までの訪問者数
日本ブログ村
ランキングに参加しています。ご協力下さい。
人気ブログランキング
ランキングに参加しています。
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR