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受験英語というアプローチ

今回は英語の学習方法についてのお話です。

受験英語」は日本人の英語力の低さの原因としてよくやり玉にあがりますが、
そう悪いものでもないと私は考えています。

英語の技能を・・・
①読む
②書く
③聞く
④話す

の4つに分けた場合に、受験英語というのは
①②を集中的に扱っていく
わけです。

ところが、受験英語を極めていき、東大や早慶上智大などの
難関大学に合格した生徒達が、実用英語の力を試す
TOEICを受けると700~800点台のスコアを普通に取ってきます


点数のばらつきは英語が得意科目かそうでないか、
あるいはリスニングの能力の差によるものですが、
受験英語でも極めればそのくらいの点数は十分に取れます。

というのもTOEICのreading sectionで出題される文法事項は
大学受験で必要なものと変わらない
からです。
(さすがにボキャブラリーは違いますが)

例題:_ _ _ was no where to be seen.
A The boy and the girl
B A number of the boys
C The mother of the boys
D The rest of tha children


いわゆる「主語と動詞の一致」という単元の問題ですね。
動詞がwasになっているので、主語は単数(扱い)のものでなければなりません。
ということで、Cが正解になります。

ちなみに、a number of~は「たくさんの~」という意味で、aはついていますが複数扱いです。
(a lot of+複数名詞と同じです)
迷うのはDのthe rest ofですが、これは後方の名詞により決まります

the rest+単数名詞 → 単数扱い
the rest+複数名詞 → 複数扱い


というわけです。

話を戻しましょう。
こういった問題はまさに「受験英語」の真骨頂で、
時に「重箱の隅をつつくような問題」と揶揄されることもありますが、
TOEICでもちゃんと出題されるのです。
ですから受験英語もけっして捨てたものではなく、
実用英語のベースとしては非常に価値がある
のです!

市橋敬三さんという有名な英語の先生が著書の前書きで
こんなことを書かれています。

「アメリカ人と30年も結婚していても、英字新聞の三面記事でさえ
きちんと読めない人がほとんどなのである。
テレビとなるとなおさらわからないと異口同音に言っていた。
30年もアメリカ人と結婚していて日常会話すら下手な理由は、
アメリカ人と結婚したときに英語の土台、
すなわち英語の構造を作っている英文法を
きちんとマスターしていなかったからである。」

(「話すための英文法Step1入門編Ⅰ」(研究者)より)

特に中学生以上の人が外国語を学ぶ際には
文法の知識は欠かせませんし、
文法という土台がある人はその後の成長のスピードが圧倒的に早いのです。

もちろんこれまで指摘されてきた、
受験英語の弱みや弊害とでもいうべきものはあるでしょう。
が、これも入試の仕組みや入試問題が変化することで、
TOEICやTOEFLに近づいていくことでしょう。
となれば・・・

受験英語=実用英語

という時代もそう遠くない未来にやってくるような気がします。
社会人のいわゆる「やり直し英語」の場合は今一度、
「受験英語」を見直してみてはいかがでしょうか?
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プロフィール

ttkygo

Author:ttkygo
【2015年4月念願かなって自塾を南池袋(東京)に開校致します!がんばります!】
大学に入って以来家庭教師、塾講師、予備校講師などをしながら、かれこれ、20年以上子供たちに英語を教えています。
偏差値25~80以上まで、様々な子供を教えた
経験を活かしたコンテンツを掲載していきます。

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